天竜厚生会子育て部門では、職員の資質向上を目的とし、様々な部会を設けています。

今回は前回に引き続き『５歳児部会』の公開保育の様子についてお伝えします。（子育てセンターかきのみの公開保育についてはこちらをご覧ください）
５歳児部会の公開保育は子育てセンターかきのみ、子育てセンターにじいろの２園で実施しました。
今回は子育てセンターにじいろの様子をお伝えします。

～公開保育・活動の内容～
◎わらべ歌
３歳児と５歳児が合同で行ったわらべ歌遊び。子育てセンターにじいろでは、日頃からわらべ歌を遊びの中に取り入れているそうで、職員が「何の歌をやりたい？」と聞くと「これが良い！」とたくさんの子ども達のリクエストの声が挙がっていました。本日予定していた曲は「♪からすかずのこ　♪かわのきしのみずぐるま　♪おちゃをのみにきてください」の３曲と、子ども達からの熱烈なリクエスト曲の「♪げろげろがっせん」を楽しみました。

子ども達は手をつないで２つの大きな円を作り、遊びが始まりました。
職員の「どうぞ」の言葉の後につづいて歌を歌います。


途中から部会担当職員も遊びに参加しました。

♪おちゃをのみにきてくださいの様子。「はい、こんにちは」でお辞儀。


活動後、落ち着いた雰囲気の中でわらべうた遊びについて、子ども達と職員で振り返りを行っていました。
たくさんの子ども達が手を挙げ、感想を発表しました。時間の都合で発表できなかった子ども達には、職員から「手を挙げてくれてありがとう、嬉しいよ」といった声掛けもありました。


活動の見学の他にも、部会担当職員は施設内を自由に見学しました。
「さんまをおいしそうにやいてみよう」コーナー。秋ですね。
部会担当職員も「真似したい！」と写真を撮っていました。




見学後の振り返りでは「自園でも積極的にわらべ歌を取り入れたい」「振り返りの際に５歳児が自然と手を挙げて、具体的な感想を言えているのが印象的だった」等の感想が聞かれました。
※わらべ歌の効果として…わらべ歌を歌うことで、友達と楽しく遊ぶことができるため、コミュニケーション能力を身につけたり、言葉や数を覚えることにつながる。歌と一緒に体を動かすことで、運動能力やリズム感を養える。日常生活の中で使われる言葉や動きが出てくるため、遊びながら生活の基本を学ぶことができる。

子育て支援課として、今年度は0.1歳児部会と5歳児部会で「子育てセンターなかぜ」「子育てセンターかきのみ」「子育てセンターにじいろ」３園の公開保育に参加しましたが、子どもたちの健やかな成長にとって人的環境と物的環境の大切さを改めて実感しました。
各園の部会担当職員は実際に他園の教育保育を見ることで様々な気付きがあったと思います。その気付きを自園にて活かしてもらえたらと思います！

子育てセンターにじいろの職員のみなさん、ご対応をありがとうございました。