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先日、法人本部敷地内施設の浜名(障がい者入所施設)で、やまびこ児童クラブ・ふたまた児童クラブの児童たちによる踊りの披露が行われました。

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2つの児童クラブから有志で集まった子どもたち。
初めて障がい者施設に訪れる子もおり、始めは施設の様子に少し緊張する様子も見られましたが、いざ曲がかかるととても堂々と披露をしていました。
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やまびこ児童クラブの子どもたちは、小学校でも行っているソーラン節を披露しました。
鳴子を持ちながら、音楽に合わせて力いっぱい踊っていました。
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ふたまた児童クラブの子どもたちは、流行曲を使った創作ダンスを披露しました。
子どもたち自ら振り付けをし、側転なども行いながら楽しく踊っていました。

子どもたちの踊りを見た施設のご利用者の方たちは、音楽や鳴子の音に合わせて身体を揺らしたり、「うまい!」「わぁー、すごい!」などと声を掛けたりと、とても楽しんでくださっている様子でした。

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披露後には、子どもたちが「見ていただきありがとうございました」と声を掛けると、ご利用者の方が「よかったよ~!」と感想を伝えたり手を振ったりしてくれ、嬉しそうな様子の子ども達でした。


今回のダンス披露は、今年度浜名で取り組んでいる『つながりワーキング』のワーキングメンバーである職員の発案で、その職員が以前やまびこ児童クラブで働いていた経験とその頃の繋がりを活かした活動の計画・実施となりました。

施設からは、「初めての試みでしたが、ご利用者も集中していたりよく見ていたり、とても楽しんでいる様子でした。ご利用者は重度の障がいを持ち、言葉で伝えるということが難しい方が多いが、見ている様子からとても喜んでいることが伝わってきました。子どもたちは少し驚いたかもしれないですが、地域に障がいを持った方々も居ることを知るきかっけにもなる良い機会となったのではないでしょうか。またこのような交流会が持てると良いと思います。」と感想をいただきました。

児童クラブからは、「児童クラブもコロナ禍前までは、高齢・障がい施設へ出向き披露会や交流会などを行っていましたが、新型コロナウイルス流行によりこのような交流の機会が無くなってしまっていたため、久しぶりの交流の機会でした。今回施設側から声を掛けてもらい、このような機会を持つことができて、本当にうれしく思います。子どもたちにとってもとても良い経験になりました。今回のことをきっかけに、他の施設などにも行く機会が持てたら良いと考えています。」と感想をいただきました。

子どもたちからは、「施設に着いた時は(障がいを持つ人の姿を見て)少しびっくりしたけれど、やってみて良かった。」「たくさんの人達に見てもらえて嬉しかった。」「終わってから『よかったよ』と反応をもらえたのが、嬉しかった。」などと、喜ぶ声が上がりました。


コロナ禍で少なくなっていた他施設との関わりですが、また徐々に取り組みが再開され始めています。
子どもたちにとっても貴重な経験となるこのような機会が、コロナ禍以前のように増えていけば良いと感じました。
これからもこのような機会を、随時発信していきたいと思います。
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